フィンガードラムの面白味とその有用性と可能性

フィンガードラムの面白味とその有用性と可能性

フィンガードラムはめちゃくちゃ楽しい。 これは単純に生ドラムに少し飽きてしまったからというのもあるのかもしれないし、機材的なものを購入する物欲をみたせる感覚などもあるかもしれません。
でも、フィンガードラムにこんなに熱中できるのにはきっと訳があるに違いありません。 自分を見つめなおすためにも考察してみます。

フィンガードラムの面白味というのは、そもそもドラムが好きであるという再確認になりました。 何故かというと、僕の場合はレイアウトや叩くスタイルがほぼ生ドラムを想定しているからです。 サンプラープレイヤーの人達は、ドラムブレイクというものを使ったり、4分1拍づつドラムのパターンを切ったりして演奏する方達も多いようです。

勿論そのプレイスタイルもテクニカルな要素が必要ですし、何よりセンスが重要な気がします。 僕はそういうスタイルよりも、パッド一つ一つにドラムの各楽器を一つずつアサインして行くスタイルをベースに取っています。

この方法ですと、まるで生ドラムかのようなプレイが可能ですし、BPMに囚われないという自由度が生まれます。 ならば生ドラムで良くない?という声が上がるのもわかりますし、実際にそう言われた事もあります。

生ドラムより良い点だけをあげるならば、まずは家での練習が昼夜問わずほぼできるということでしょうか?勿論住宅環境に差はあると思いますが、僕の場合はいつでも練習可能な環境です。 これが生ドラムとなるとかなり難しいのです。

昔は家でもドラムのレッスンをしていたので、ある程度近所の方が許してくれていましたが、相当にドラムをミュートしていました。 それでもかなり音や振動は漏れていました。

そこから比べるとフィンガードラムは害が全然無いのです。 沢山練習が出来るというのはモチベーション継続にもつながる要素ではないでしょうか?

少なくとも僕はそうでした。練習すれば上手くなり、叩きたくなる、のループを体感できるわけです。

なので、フィンガードラムは練習環境が整いやすいので他の楽器に遅れをとりにいくのではないか?と考えています。 フィンガードラムの面白味は他にもあります。

ドラムの音色が豊富である。

これは電子楽器ならではの強みだと思います。 生ドラムでもトリガーシステムを導入することでドラムの音色をエレクトロな音質を使ったりなど可能ですが、気軽に遊べるレベルにはありません。 そういう意味では電子ドラムなども選択肢としてあっても良いと思いますが、電子ドラムもまだ環境を選ぶ楽器というところでは、フィンガードラムの手軽さに敵わないと思います。

フィンガードラムはやればやるほど僕にとっては新しい発見があったり、技術の追求など、発展途上の部分が沢山あるだけに、その分面白味があると感じています。

ではそんな面白いフィンガードラムの有用性を考えたいと思います。

フィンガードラムはサンプラーを駆使して指でドラム演奏、またはトラックそのものを演奏していく手法です。

これの凄さは、サンプラー(pc含む)さえあれば、1人で演奏、他楽器と演奏、ボーカルやラッパーのサポートなどが可能という点です。マニピュレーター的なことも可能でしょう。

ドラムが得意な人であればドラム以外の楽器とアンサンブルができますし、ベースやギター、シンセなどを16PADで演奏が得意であればそれら以外の楽器とアンサンブルできます。 使用者のやりたい事や、環境によって立ち位置を変化させる事ができるのです。

そして作曲にもつかえますし、いま流行っているサンプリングミュージックも構築可能です。 この電子楽器を使った新しい音楽のアンサンブルという形はきっと色々な使用者が現れて行くことによってその可能性がどんどん広がっていくと思います。

僕の様に動画をメインで考えて行くのも一つの音楽表現だと思っています。こういう表現の方法が非常に早くできるのです。

家でできるというのは最高です!!

僕はこのフィンガードラムに可能性を凄く感じています。フィンガードラムはあくまでもフィンガードラムというジャンルとして確立して行くべき演奏法だと思っています。

生ドラムでは出来ないテクニカルなことや、いままで打ち込みやシーケンスで自動で流すのが主流だったEDMなども、人間のタイム感が反映された演奏も可能になるのです。

僕は学生時代EDMやヒップホップも好きでした。

しかし、自分がやってる楽器は生ドラムだったので、打ち込みの音楽を聞く暇があれば生ドラムの演奏を沢山聞かなきゃ下手になる!って思い込んでいた時期があります。

しかしこの時にフィンガードラムの存在に気づく事が出来ていたなら、もしかするとフィンガードラムも同時並行していたかもしれません。

たかが指ドラムと思われる方もいるでしょう。

そういう方達に少しでも見方が変わって頂けるように、業界が衰退していかないことを切に願っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

生ドラム30年ほどのドラム講師です。maschine mk3も使用中!フィンガードラムによるドラムパートの製作受付中。アイコンはマークさん、ヘッダーは森永さんです。YouTube: http://goo.gl/8zaRjZ